飲茶は気軽に自由に
飲茶は、台湾や香港、広東などで、お茶を楽しみながら点心を食べる習慣のことです。「蒸しせいろ」や「揚げ皿」の1つ1つを点心と呼び、蒸す・揚げ・焼きなどの料理を含め、軽食やお菓子などすべてを指します。ちなみに、飲茶は広東語。英語で飲茶は“Yum cha”、点心は“Dim Sum”といいます。
食べ方に順序やルールはありません。まずお茶を選び、いろいろな種類の点心が少しづつせいろやお皿に入っていますので、好きなものを自由に選んでお召し上がり下さい。
ちなみに、小麦粉の生地で具や餡を包んでいるのが、包子(ぱおず)です。琉球ぱおずは、日本や台湾だけでなく、沖縄の味も包んでご提供します。
美味しく健康的な飲茶スタイル
飲茶の特長はせいろ料理。1つ1つ丁寧に包まれたシューマイや餃子を蒸し調理でいただきます。蒸し料理が健康的と言われるのは、余分な油を使わないだけでなく、直接水に入れない調理なので、栄養素が水に溶けず栄養価が高いこと。また、温度が100度まで上がらないので、熱に弱い栄養素も溶けにくいのが理由です。
お家で飲茶のすすめ
お家で飲茶を楽しむなら、バランスよく塩味と甘味を混ぜながら何品か揃えていくと華やかになります。
また、ぜひ中華せいろを用意しましょう。せいろは小さいものから、沖縄でムーチーを蒸す時に使う大きなものまで、いろいろあります。2段・3段と重ねて蒸せるので、数種の点心を同時に蒸すことができます。豊富な種類の点心で素敵な飲茶をお楽しみください。